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生涯の友達、自歯と義歯について

現在、日本は高齢社会を迎え75歳以上の高齢者は全人口の割合の中で、大多数を占めている。高齢になると歯は抜け落ち、80歳以上の高齢者の自分の歯「自歯」の残存率は20%以下とも言われている。歯を失った人にとって、義歯は欠かせない物である。義歯は食事の他にも、会話の発音や身だしなみといった社会性にとっても大きな役割を果たす。しかしながら、高齢者は歯科医院へ受診することが困難であったり義歯を紛失や損壊してしまうケースも少なくない。<br/><br/><br/>大切な義歯を守り、永く愛用するために歯科の受診はかかせないものである。はぐきの状態に合わせて適切な義歯を装着することで、初めて食事を美味しく食べたり、違和感の無い発語ができるのである。そうした義歯の作成や調整を自宅で受けることができる「訪問歯科診療」が近年注目を集めている。かかりつけの歯科へ通うのではなく、歯科医が自宅を訪れてその場で義歯を調整してくれるため、外出の困難な高齢者にとってはとても重宝している。